新築の香り、ピカピカの内装、誰もが憧れる新築住宅。
しかし、新築だけが正解ではありません。
あなたがまだ知らない「中古住宅」の魅力をご紹介します。
というのもぼくら夫婦の世帯年収は700万円。
都内で一戸建てを買うにはかなりのハードルの高さがあります。
なるべく費用を抑えたい、デザインにこだわりたい、そして、自分だけのわがままを叶えたい、そんな人のために中古住宅のメリットを解説します。
メリット1: お財布に優しい中古住宅
中古住宅の一番のメリットは、価格が新築に比べて安いことです。
新築一戸建ての首都圏の平均価格は4,465万円ですが、中古戸建ての首都圏の平均価格は3,937万円と、約530万円も安いのです。
また、新築の家を購入すると、購入時から20%の価値が下がると言われていますが、この価値の下落は新築から20年ほどで下げ止まります。
つまり、中古住宅を購入すれば、価格の下落リスクも低いのです。
メリット2: 良いエリアを選べる
中古住宅のもう一つのメリットは、立地を選べることです。
新築住宅を建てられるエリアは限られていますが、中古住宅は郊外から都心部まで様々なエリアに存在します。通勤や通学に便利な場所、あるいはお気に入りの街など、あなたのライフスタイルに合わせた場所を選ぶことができます。
立地が良いということは、その住宅の価値が高いということ。
つまり、中古住宅を選ぶことで、価値の高い住まいを手に入れることができるのです。
メリット3: 自分だけの特別な空間を作る
新築住宅では設計や間取りに縛りが多いですが、中古住宅はリノベーションによって自由度が高まります。
新築ではコストが高くなりがちなこだわりも、中古住宅なら可能にできます。
ペットのための家や防音の仕組み、使い勝手の良いキッチンなど、あなただけの特別な空間を作ることができます。
メリット4: 実際に物件を確認できる
中古住宅の購入の際には、実際に物件を見て、日当たりや雰囲気、隣人の様子などを確認することができます。
このことは、新築の家では経験できない大きなメリットです。
新築一戸建てを購入する際のデメリットとして、完成するまで実際の内部や機能が確認できないという点があります。
これは、設計図や模型だけでは具体的な空間感や生活の利便性を完全に理解することが難しいためです。
中古の一戸建てでは、実際に物件を見て、内部のレイアウトや機能を確認できます。これにより、自分のライフスタイルに合った家を選ぶことが可能になります。
さらに、実物を見ることでリノベーションのアイディアを具体的に考えることだってできます。
メリット5: 価格が下がりにくい
中古住宅は、新築に比べて価格の下落が少ないと言われています。
これは、新築の家が購入後から価値が下落するのに対し、中古住宅の価値は20年ほどで下げ止まるためです。
価格が下げ止まるという状況がもたらすメリットは次の3つです。
- 今後の価格下落リスクが少なく、投資としての安定性が高まる
- 将来売却を考えている場合、価値の減少を最小に抑えられる
- 価格が安定していることによって将来の売却の目処が立ちやすい
さらに、良い立地を選べば、土地の価格が上昇する可能性もあります。つまり、中古住宅は将来的に資産価値を保つ可能性があるのです。
まとめ
新築の家を購入することには確かに魅力がありますが、その一方で、中古住宅には新築の家にはない数々のメリットがあります。
価格の安さ、立地の選択の自由さ、自分だけの特別な空間を作る自由さ、実物を確認できる、価格の下がりにくさ。
これらはすべて、家を購入する際に考慮すべき重要な要素です。これから家を購入する際には、中古住宅の購入を一考してみてください。