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金利の仕組みを学んで住宅ローンを理解する

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ぼくの夢は大きいオウムと大きい犬、大きいトカゲとクラス動物ハウスをたてること。

日夜、動物ハウスのための勉強をしております。

今日は金利のことを学びましょう。

家を買いたいって思ったときに誰でも悩むのがお金のことですよね。

家を購入する人のほとんどは住宅ローンを組むでしょう。

まさにぼくもそう。

でも住宅ローンって調べると「金利〇〇%」とか「金利◯%上乗せで団信つき!」とか掻いてある。

この金利ってなんなんだろう?

って疑問に思っていました。

というわけで今日は金利のことを調べてみたので、ここにまとめます。

金利は住宅ローンのようにお金を借りる人にとってはとても重要な要素です。

これを知っておくと何百万円得することができるかもしれませんし、逆に何百万円も損しちゃうかもしれません。

また、金利はお金を借りる人以外にも知っていて損することはありません。

これから資産形成を学びたい人にとっても知っておくべきことなのです。

さっそく見ていきましょう。

金利ってなに?金利はお金のレンタル料みたいなもの

金利はお金を借りるときや貸すときにかかるレンタル料みたいなものです。

DVDをレンタルするときにお金がかかるようにお金の貸し借りにもお金がかかります。

このレンタル料を金利といいます。

参考:https://www.bk.mufg.jp/column/keizai/b0051.html

住宅ローンと金利はめちゃくちゃ関係している

さてそんなお金のレンタル料である金利は、住宅ローンにとっても関係が深いです。

お金のレンタル料というくらいなので、大量のお金を借りる住宅ローンでももちろん金利が出てきます。

たとえば5000万円35年ローンを組んだとき

A銀行  金利1%  総支払額 59,279,640円

B銀行  金利2%  総支払額 69,565,020円

参考:https://www.smbc.co.jp/kojin/jutaku_loan/simulation/shinki01/

たった1%の違いですが、支払額は1000万円近く変わってきます。

金利の世界の1%はとってもでかいことがおわかりいただけたでしょう。

金利は誰が決めてるの?金利は中央銀行が決める

お金のレンタル料である金利は中央銀行が決定しています。

中央銀行とは日本で言う日本銀行のこと。

つまり日銀(ニチギン)です。

日銀が決める金利を政策金利といいます。

この政策金利がぼくらの生活に大きく影響をあたえます。

金利はどうやって決まるの?物価、賃金、為替いろんな要素が組み合わさって決まる

レンタル料なら安いほうが良いじゃん。

いっぱいお金を借りていっぱい買い物したほうが皆ハッピーなんじゃないの?

ぼくも今の気持ち的にはまったくその通り。

金利は日本の経済を健全な発展に導くために調整されます。

低金利は確かに低いレンタル料でお金を借りて消費を促すこともできます。

しかし、次のような心配も出てきます。

たくさん借りて投資で増やそうとする(バブル

お金を持っている人がたくさん増えることで物価が上昇(インフレーション)する

日銀はこのようなことが起こらないように、政策金利を調整して経済の健全な発展を目指しているんですね。

参考:https://www.boj.or.jp/about/education/oshiete/seisaku/b26.htm

今の金利はどうなの?世界的に低い金利の日本

今の日本の金利は世界的に見てもとっても低いです。

各国政策金利の比較

各国政策金利の比較(2024年)

国名 政策金利 (%)
日本 0.10
アメリカ 5.25
ユーロ圏(中銀預金金利) 3.75
ユーロ圏(リファイナンス金利) 4.25
ユーロ圏(限界貸付金利) 4.50
イギリス 5.25
オーストラリア 4.35
ニュージーランド 5.50
カナダ 4.75
スイス 1.50
南アフリカ 8.25
香港 5.75
トルコ 50.00
中国 4.35
メキシコ 11.00
ブラジル 10.50

参考:https://mst.monex.co.jp/pc/servlet/ITS/report/CommonReport?serviceProviderKbn=04&documentClass=02

この表からも分かる通り日本の金利は他の国と比べてもダントツで低いです。

金利はお金のレンタル料、という話をしましたが預金時の利息でもあります。

預けている人のお金を貸し出すから、貸出金利と預金金利は連動しているわけですね。

つまり、日本の低い金利の場合、借りるのは安くていいんだけど、預金として預けるには利息が少なくてあんまりうれしくない。

そんな状況です。

今後は金利が上がる?じわじわ上がることは間違いない

今後の金利の動きは間違いなく上がるでしょう。

金利は物価、賃金、為替いろんな指標はサイクルするものです。

物価は今も上昇しています。

参考:https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-z.html

物価が上がれば、企業の利益が上がります。

企業の利益が上がると働いている人の給料が増えます。

お金を持っている人が増えると買い物をたくさんするようになります。

買いたい人がたくさんいると物価は上がります。

すると、お金を持っている人は家や車など大きな買い物もしたくなります。

つまり、大量のお金を借りたい人が増えると、金利も上がるというわけです。

つまり、今後の物価高や賃上げの流れが続くならば、いつまでにとは言えませんが金利は上がるでしょう。

これからの住宅ローンはどうなの?早く借りるべし

物価高、賃金上昇の流れからこれから住宅ローンを組む人ははやく借りたほうがいいです。

すでに以下のように大手銀行では住宅ローン金利を引き上がる動きが出ています。

参考:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240531/k10014467411000.html

今(令和6年6月現在)は固定金利のみですが、間違いなく変動金利にも上昇の流れは来るでしょう。

住宅購入を検討している人はもちろんじっくり検討するべきですが、この辺のことも頭に入れておくべきでしょうね。

まとめ

  • 金利はお金のレンタル料
  • 金利はいろんな指数から決められている
  • 今後金利は上がっていく

金利がこうして動くことを知っていると、自ずと株価の動きも予想を立てることができるようになってきます。

金利を考えると、日々のニュースが幅広く応用されるのでなんだか、大人になった気分。

資産形成についてもちょくちょくお話していきますね。

さあ、ぼくも家の購入はやく動き出さなきゃなー。

はやく動物ハウスをたてたい、そんなオオハシでした。