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10代の忘れ物、それは数学

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ぼくは文系人間だ。

それを自覚したのは高校入学してすぐの新入生学力テスト。

中学の頃は自慢ではないが学年でも一桁台の順位で勉強にもそれなりの自身があったつもりだ。

高校はぼくの県ならそうとうトップレベルの高校になんとか入学できた。

この新入生テストというもののおかげでぼくのそら豆のごとく伸びた鼻っ柱はポッキリおられることになった。

新入生学力テストではなんとビリから2番目。

ここでガッツリと自身を失ったぼくは数学への情熱を全く無くし、勉強などには時間をさかなくなった。

代わりに高校の頃に打ち込んだものといえば野球だ。

坊主にして、白球を追いかけた。

毎朝誰もいないグラウンド。

グラウンド端の芝生には朝露が残る時間から一人で壁当てを続けた。

毎日、5時に起きてはグラウンドに生きボールを投げた。

チームで一番グラウンドに立っただろう。

そんな甲斐甲斐しい努力も虚しくぼくはレギュラーどころかベンチにも入れなかった。

努力とはなんと儚いものか。

努力は報われる。

まったくそんなことはありません。

努力は報われないこともある。

道を間違えてしまった場合には!

がむしゃらにボールを投げても、数字的に多くグラウンドに立っていても野球はうまくならないように、身につくためには正しい努力の仕方が必要というわけなんです。

さて、あれから20年ほどたった2024年にぼくは青チャートを購入した。

白球を追いかけたあの頃のぼくの挫折の第一歩目である数学。

なんだか心にずっと刺さっていたんだよな。

小さい頃から動物のことが大好きだったぼく。

昔は「獣医さんになる!」とキラキラ目を輝かせていただろうに、ぼくは文系に進んでしまったものだからその道は閉ざされていた。

大人になってiZooや掛川花鳥園やネットフリックスの動物番組、様々な動物の書籍たちにふれてみたらやっぱり動物が好きだなと実感する。

大学入り直すか。

そんなことを少し思ったりしたのです。

実際に受験するかはともかく心の奥のほうでひっかかる過去の挫折に蹴りをつけたくなったのでなんとか青チャートに取り組んでみたいと思います。

とりあえず毎日例題1つづつでも解いていけたらいいな。

展開の公式とか分配法則とか懐かしい単語をみると高校の頃を思い出す。

とにかくコツコツ毎日少しづつ。

やってみます。